97年3月9日 晴 調布++成田空港→中正國際機場−淡水


調布の家をでたのは4時40分、箱に入った重たい自転車をかかえて駅まで急ぐ。普段なら駅まで徒歩6分なのに、自転車が重たいので急いでも10分かかった。新線新宿行きの一番電車に乗り、新宿、本八幡(八幡)で乗り換えて成田空港に向かう。上野まわりにしようかと思ったが、乗り換えはあまりしたくないのでこのようなルートになりました。成田空降着7時22?分。カートに自転車の箱を乗せて移動する。エスカレータでのぼろうとすると、エレベータを案内された。HISのカウンタで航空券を受け取る。7じ30ぷん集合となっていたが、もう少し遅くても良さそうだった。成田空港使用券もそのカウンタで2000円で購入。続いて、タイヤの空気を抜いて、荷物を預ける。飛行機に乗せるときはこちらを上にしていただきたいんですけどとお願いする。箱に↑up down と書いていた。保証しないよという紙にサインする。重さは23.7kg どうにか超過料金を払わずにすみました。1キロ約1000円なんて高いですから...
 やっと身軽な身になる。でも、リュックサックは重い。重たいのは徹底的にリュックサックに放り込んであります。その後出国審査。ほとんどフリーパスに近い。そして、機内持ち込み荷物検査。リュックサックには本など重たいものがいっぱい入った状態で、国内線ならまず引っかかりそうなのに、簡単に通過できた。チェックは国内線よりゆるいようでした。そして、待合室で約1時間待つ。たいくつだったけど、海外旅行なんだから余裕を持ってよかったと思う。そして、搭乗。窓側の席だった。シンガポール航空987便台北経由シンガポール行きは定刻通り成田空港を飛び立ちました。窓側なのではじめのうちは景色がよく見えました。成田の街、利根川、九十九里浜などをみながら、飛行機は雲の中に入っていきました。
 しばらくすると、スチュワーデスがおしぼりを配り、回収し、飲み物のサービスが始まった。「おれんじじゅーす ぷりーず」といって、ジュースをもらう。そして、お楽しみの機内食だ。「beef or fish?」ときいてくる。「びーふ ぷりーず」といって、いただく。ステーキと、そば、パン、その他オードブルでした。国内線よりはるかに極楽でした。食べたあとは、液晶テレビでゲームを楽しむ。暇つぶしには最適でした。
 時計を1時間遅らせる。時差は1時間。その後、飛行機は高度を下げ始める。雲の下は青い海が広がる。そして、陸が現れた。一見日本とかわらなそうだったが、車が右を走っている。そして、アヒルの養殖池がある。ついに台北到着。生まれて初めて異国の土地に降り立った。到着12:25。約4時間の飛行機の旅でした。まず入国審査。列ができていたが、奥の方に行くと一人も並んでいない。パスポートと入国カードを差し出すと、入国スタンプを押してくれた。「さんきゅう」という。それから両替をして、荷物を受け取り、税関に並ぶ。自転車の大きな箱をカートに乗せていく。「でぃすいず まい ばいすくう  ふぉお まいせるふ」
「bicicye? OK」無事に税関を突破した。そして、自動ドアをくぐると、いよいよ外界にでるが、とりあえずその場で自転車を組み立てる。が、入れたと思ったところに工具が見当たらない。なんと、リュックサックの中に工具一式が入っていた。つまり、飛行機の機内にいろんな工具を持ち込んでしまったようだ。成田空港よもっときちんと荷物を調べましょうよ!(笑)組み立てたが、損傷はないようだった。自転車と箱をかかえて、外にでる。箱をどこかに捨てなければけないので、観光案内所で聞いてみる「すみません この箱捨てたいのですが」「ここに置いてていいですよ」ということで、箱を放置して、いよいよ自転車旅行のスタートである。バス乗り場付近を走っていたらおじさんが「ここ だめ 自転車向こう 」といって指さす。指さした方向に向かう。しかし暑い。25度は超えているだろう。東京は寒かったのにと思いながら、のんびり進む。「慢」と書いてある道路標識。何だこれはと思ったが、カーブの手前、市街地の手前あちこちにある。どうにかスピードを落とせという意味か? 約2キロ進むと空港の外に出ました。省道4号線。日本の国道と同じような逆三角の青看板に4と書いてありました。道は2車線だが、路肩は広くいい感じだった。ただし、右側通行。北に進み、15号線との交差点に出ました。15号を東に向かいます。この道4車線で70キロ制限、路側帯は広く、車もあまり多なく、いい感じでした。向かい風は強いが、気持ちよく進む。異国の地なのに、日本と同じような感じでした。ただ、交通マナーは日本より荒いようです。信号が赤になったので止まりました。しばらくすると後ろからトラックがクラクションを鳴らしてきました。どうもアメリカと同じように常時右折可と思いました。しかし、別の交差点では、右矢印がありました。どうも事実上右折可らしい...
 コンビニ(統一麺包)に入る。日本と同じようなかんじ、ペットボトルの麦茶を買う。飲んでみると、甘い!なんで麦茶に砂糖が入ってるの???
 しばらくすると「道路施工」の看板。道路工事をやっていました。ただ、数キロにわたって、ダートが続き...この国では道路工事は数キロまとめてするようです。その後、淡水河にかかる關渡大橋をわたると交通量が多い道との三叉路になった。高速道路のジャンクションみたいになっている。しかし、車(汽車)とバイク(機車)の進む道は別になっているようで、機車用の道を進むとすんなりと走ることができた。しかし、バイクが多い!。さすが台湾である。
 そして、淡水の市街地へ、人が多く、屋台がいっぱいある。初めての都会だ。でも、どうやって頼んだらいいのかわからない。立派な淡水の駅前で吉野屋を見つけた。こんなものが台湾にあるとは...牛鮭定食の日本語のポスターも貼ってある。機内食以来何も食べてなかったので迷わず入る。日本の吉野屋と違って、カウンタで注文して受け取りおぼんを持って席まで行くようだ。また、メニューは多い。値段は日本より少し安いかなと思いました。カウンタで牛丼と味噌汁とちゃわんむしとおしんこのセットのメニューを指差す。130元(520円)味は日本とまったく変わらないように思った。台湾初の食事は吉野屋の牛丼になってしまった。 
 あたりは暗くなった、さて、宿を捜そう。街をぐるぐる走る。屋台が多くにぎやかでした。いくつか飯店や大旅社があるなと思いながら走る。ところが、なんか自転車の調子が悪い。やっぱり輸送中のとらぶるか?と思い自転車を見てみると、サイドバッグのゴムひもがフリーのギアとハブ?の間にからまったようでした。やばいと思い自転車屋を探す。GIANT(捷安特)の看板がかかっている自転車屋(私の自転車は台湾製メーカーはGIANT)を見つける。そこに入り、一生懸命英語で説明する。そうしていると、携帯電話(コードレス電話?)を渡される。出てきたのは日本語を話せるおじいさん。おじいさんの通訳の協力で、フリーギアをはずしてもらい、変速ワイヤーを付け直し、無事自転車を修理することができました。800元。そして、東京から来て、今日空港から走ってきたこと、台湾を一周したいことなどをはなす。(英語・日本語・筆談のごちゃ混ぜ)。2週間ではdifficult らしい。また、淡水のガイドブックを頂いた。this shop is writtenらしく、自行車出租(レンタサイクル?)として、その店が書かれていました。そして、泊まるところは決まってるのかと聞かれ、not decided と答えました。すると、その店に自転車を買い(?)に来ている人が、泊まらせてくれるということらしい。その方、高校生の兄弟とその父親のよう。雨が降ってきたので合羽を着ている。薄いビニール製のかっぱだ。渡されるが、「あい はぶ まい れいんこーと」といいかっぱをとりだす。「you follow me and he follow you」といわれ、ついていく。いやまぁ、運転の荒いこと...(笑)。車が渋滞してるなかをぬうように走る。ただ、日本ではめったに見られない手信号をしていたのには感心しました。まぁ、横断させろといった雰囲気でしたが。10分くらいはしり、高級?マンションに到着。地下の駐車場に自転車を置く。そして、エレベーターで部屋へ。一生懸命英語でコミュニケーションをとる。相手は英語が非常に上手でした。まず風呂に入る。ユニットバスでした。ディナーはもう食べたと伝えると烏龍茶といちごとミネラルウォーターが出てきました。台湾を自転車で一周したいことなどを話す。そのかた、教会の牧師さんらしい。台湾各地の知り合いの名前と電話番号を教えてもらった。困ったときは頼みにできそうだ。それから、高校生の息子の、同じ学校の日本人の友達に連絡を取っていただいた。テレビは、有線放送が入っているようでチャンネルが100近い。その中には日本のNHK衛星放送もあった。それからニュースをみていた。貧困した生活の映像が出てきた。「main china no job」らしい。台湾らしいニュースでした。それから、その高校生の部屋へはいる。日本の漫画や、日本のCDが並んでいる。日本文化の影響は非常に強いようだ。時計はトトロでした。高校の教科書を見せてもらう。国内地理の教科書は、台湾はほとんどかいてなくて、中国本土の各地についていろいろとかかれていました。台湾は建前上中華民国の1つの省にすぎないということを痛感しました。それから、高校で日本語も学習しているようでした。しかし、高校生なのに、どうしてこんなに英語が上手なのだろう。こっちは、単語を重ねるので精一杯なのに。12時前に寝ました。
前のページへ   
KHA01376@nifty.ne.jp かずあき