97年3月14日 はれ

成功−台東



 10時頃宿を出る。だんだん寝るのも起きるのも遅くなる傾向だ。今日は久しぶりにはれた。
 海沿いの道をのんびり進む。土曜日なので、観光バスが多い。台湾の観光バスは日本のバスよりも大きくて立派なようだ。2階建てバスの2階だけのバスが多い。小野柳に公園があって大きな駐車場がある。料金所があるが、自転車は料金不要みたい。ビジターセンター(遊客中心)があり、ビデオが放映されていたり、地質博物館?みたいな感じだった。土産物屋もある。ヤシの実ジュースも売っている。日本人だと言ってもないのに「おいしいよ」とおばさんが客引きしてくる。「いくらですか」「ごじゅう」ナイフでヤシを切り裂きストローをさしている。すこし甘くておいしかった。高いなぁと思うが観光地だから仕方ないなぁ。隣でも同じようなものを売っているようだが、このおばさんの方が口がうまいようだ。公園には遊歩道もあった。整備の行き届いたすばらしい公園でした。
 少し走って台東市街に入る。橋を渡るといきなり大都市には行った感じだ。まだ60キロしか走っていないが、休養日として3時だが宿を探す。ガイドブックをみて金佳園旅社500元に決定。いつも通りのホテルでした。
 自転車を置き街を走る。台東県立文化中心の山地文物陳列室に行きました。原住民の生活や、民芸品、書物などが展示されていました。台湾の文化を大切にしている様子がよく分かりました。それから、同じ建物にある図書館へ、さすがに日本語の本はないようでした。大きな自習室があり、多くの学生でにぎわっていました。人口11万人の街でよくこんな施設があるなと思いました。台湾は公共設備も日本より充実しているようです。そこでは、中華電信が、ISDNの宣伝かコンピュータを10台くらいならべていました。そこに、小中高生がが集まっていました。小学生はJAVAゲームに熱心なようです。中学生以上は、ウェブサーフィンしながら、チャットしてる子が多かったようです。チャットは、wwwでサイトをさがして、telnetし、そのBBSより、チャットルームに入るようです。telnetで、のBBSにアクセスするなんて...台湾のコンピュータ社会は日本より相当進んでいるようです。また、キーボードには、へんやつくりが、いっぱい書いてあって、中学生以上では非常に早いスピードで漢字を出していました。すごいなぁ。ただ、どうやって漢字を変換するのかじっと見ていましたがぜんぜんわかりませんでした。ただ、次々と漢字が出てきて感心するばかりでした。使いたかったが、端末はぜんぜんあきませんでした。
 この日は9時ごろには寝ました。



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