97年3月16日 はれ
墾丁−高雄


 9時前に泊まった家を出ました。牧草地が広がっている。根室の納沙布岬みたいな雰囲気だ。道に牛が歩いている。牛も放し飼いのよう。青い空、青い海、道は台湾最南端へと続きます。まず最南端へ。最南端の鵝鑾鼻へは、小道が続いていました。最南端は碑が立ってました。北緯21度53分59秒。台湾の4隅のうち、ここだけはまともでした。そのあと、公園に入りました。入場料は全票30元 半票15元とかいてある。学生は半票らしい。、学生証と50元出すと35元かえってきました。日本の学生証が台湾で通用したようです。さすが漢字圏。公園の中を進みます。非常によく整備された公園でびっくりしました。芝生の広場、海岸に、木で遊歩道をがあったり、非常にいいところでした。
 土産物屋や食堂が並んでるところでチャーハンを食べる。そして再び走り出す。4車線の海沿いの道、海水浴場があって、サーフィンをしている。暑いが、海水浴にはまだ早いようだ。また、潜水具屋もたくさんありました。
 恒春の街で食事をする店を探す。肯徳基(ケンタッキーフライドチキン)で食べることにする。チキン2つ、コーラ、ポテトで130元。日本よりは安いようだ。そこで見たところ、アルバイトは時給85元起のようだ。
 平らな道をずうっと北へ進む。楓港では1号9号26号の交差点があった。ここから省道1号線、6車線になった。▽9 488.9km公里終(黒占)と書かれていました。
 途中で分かれ道 ←▽17 高雄  ↑▽1 高雄 と書かれていて、どっちをすすんでいいのか?でした。近そうな17号をすすむことにしました。
 そのうち夕方になり、学生の帰宅時間になりました。高校生はバイクに2人のりをして、ご帰宅のようです。体操服を着た高校生が、ヘルメットもかぶらずに、バイクに2人のりして校門から出てくる様子など日本ではありえないなぁ(笑)
 中学生は自転車の2人のりをよくしているようです。ただ、よく、後ろに乗っている人は横を向いて乗れるなぁ..また、街のお母さんが、小さい子供を3人乗せてスクーターで走ってるのを見ました。この国の交通ルールどうなってんだ!
 高雄に近づくにつれて、工業地帯となりました。ご帰宅の時間、工場からは、バイクがどんどん出てきます。2×2車線の道の両端に1.5×2車線くらいのバイク専用レーンがあります。ただ、信号が赤になると、数十台のバイクが列を作ります。すざましい風景です。高雄国際空港のそばをを通りました。◎○850などと書かれた看板がめにつきます。台北までの航空運賃か?
 高雄に近づくと、さらに、交通量は増えます。道も広くなります。あっそごうもある、台湾第2の都会。日本でいうと大阪といったとことかな。さて、宿はどこにしようかな。ガイドブックを見て、新源大旅館に決定、そちらに向かう。オーナーの方が日本語を話すと書いてあるので、「すみません、今日部屋ありますか?」というと、電話してる様子。しばらくすると、オーナーの方が出てきた。完全な日本語だ。調布って東京のどこですかと聞かれた。新宿から西の方向に電車です。「小田急ですか?」「いいえ、京王です」台湾でこんな話をするとは思わなかった。むかし、渋谷にすんでいたらしい。宿代は400元から、50元びき、ガイドブック通りでした。
 荷物を置き、街に出ます。宿へいくときに見たNOVAという、電脳街へはいります。この店は小さいコンピュータ屋が、集まった店です。パーツの値段は日本より若干安いかなといった程度でした。プロバイダの宣伝として、10台くらいコンピュータをならべていたところがあったので、そこで待ち、やっとコンピュータに触れる機会ができました。WIN95が動いています。スタートのかわりに「開始」そのままやない。ネットスケープとインターネットイクスプローラがあるのも日本と同様。ただ、すべて、漢字の世界!。自分のホームページにアクセスします。とりあえず掲示板に何か書かれているのはわかっても、文字化けして読めない。設定をいじくろうとするが、よく分からない。とりあえず自分の掲示板に書き込んでおいた。そして、漢字を書こうとするが打ち込み方がわからない。5種類の漢字入力法があるみたいでした。どうにかへんや冠などを組み合わせようとする。そういえば、こっちでうっても、どうせ漢字コード違うんだ...
 時刻は21時を過ぎています。この店、いつまであいてるの?それから店めぐり、ソフトがほとんど売られていません。しかし、CD−Rは、大量に売られています。コピーされまくりのよう。それから、完成品のコンピュータはほとんど見かけませんでした。自作か、店が作るようです。本屋では、日本と同様にいろいろな本が売られていました。
 きょうは自転車で100キロ以上走りましたが、メータによる登坂はたった200Mのようでした。驚異的な少なさでした。
 

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homepage@kazuno.net かずあき