3月21日 新潟−新津−五泉−津川−西会津−山都−会津坂下−会津高田 134km 3月22日 会津高田−会津若松−喜多方−猪苗代−郡山 112km |
3月21日 新潟−新津−五泉−津川−西会津−山都−会津坂下−会津高田 134km 新潟駅 6:30 0km 新津 7:55 18 五泉 8:35 28 津川 11:30-12:45 61 山都 16:30 107 会津坂下17:20 119 会津高田18:35 134 最高気温0.3度(新潟)最高気温6.1度(津川)天気 晴一時雪(新潟) 参考:気象庁ホームページ 今回も土日を利用した1泊2日の旅行です。今回は雪見をしようと新潟県と福島県を走ることにしました。峠では雪見が楽しめる上に、3月も終わりなので道路は乾いているはずと思っていました。22時40分に帰宅。23時15分出発。いつものごとく容易は10分。何か忘れている気もするけどレッツゴー。夜行快速ムーンライトえちごで新潟へ。目が覚めると雪が強く降っており、5cm位?積もっています。今どこ?越後山脈の中?「まもなく新津です。」えっ。新潟平野の中でこんなに積もるの。新潟駅到着4時55分。3月も終わりだというのに約3cmの雪が積もっている上に、大粒の雪がかなり降っていました。すぐに走り出す予定でしたが、しばらく駅の待合室で休憩していました。平野で積もったなら、峠ではどうなのだろう...かなり心配です。 雪はだんだん溶けてきたので、6時半に出発しました。雪が残っており道路の雪をよけながら、また時々雪に降られながら走ります。雪を見に行く旅行でしたが、雪の降る中走るとは思っていませんでした。 |
快速ムーンライトえちご | 雪が積もってます |
新津まで走ると、雪はどうにかとけて青空が広がってきました。雪が体験できてよかったのかも?新津の商店街でパン屋が開いていたので朝食。焼きたてパンおいしかったです。パン屋のおばちゃんに話しかけてみます。「新津って何のまちですか」「昔は鉄道のまち 今は新幹線が出来てダメ。あと石油のまち」らしい。 新津までは県道5号線。新津からは県道7号線で五泉市へ。人口4万人、さびしい商店街が印象的だった五泉市は、ニット工業・織物・食糧生産地のまちだそうです(参考 市役所HP)。五泉からは県道と290号線で東へ。山がだんだん近づいてきて、新潟平野も終わりです。阿賀野川の橋を渡ると国道49号線にぶつかります。この国道は、新潟といわきを結びます。今回の旅行で主に走る道です。しばらく走ると道の駅阿賀の里が見えたので30分ほど休憩することにしました。ここは阿賀野川下りの船の終着点。観光客が多く、土産物屋も広いです。ヨーグルトと、シュークリームを買いました。ヤスダヨーグルトと書いており、先ほどとおった安田町で生産されたようです。ところが袋を開けてみると、「ヨーグルト」「シュークリーム」のつもりが、「アイスクリーム」「シューアイス」でした。フローズンヨーグルトってなんやねん...寒いのに冷たいものを食べざるを得ませんでした。おいしかったけど。 |
田んぼの中の道 | 阿賀野川 |
トンネルの横の旧道です | 阿賀野川に沿って東へ走ります |
阿賀野川に沿って1時間少々走ると津川町のまちに到着しました(11:30)。狐の嫁入り行列で有名な津川の、狐の嫁入り屋敷には、狐面などが展示されています。ここは畳敷きの広い部屋があって休憩に良さそうです(飲食禁止)。さて昼飯時です。「うえのや」で手打ちのつけとろろそばを食べました。850円。おいしかったけど、おなかには物足りないです。 12時45分に津川を出発。ここからは峠道になります。坂はあまり急ではありません。道は乾いていますが、道の両側には雪が見られます。鳥居峠を超えると新潟県から福島県に入ります。約28kmの間コンビニなどないので、走られる方は注意です。 15時頃に西会津町野沢に到着。お菓子を買って糖分補給をします。ここで距離計算。今日の宿は会津高田町のユースホステル。ここから約32km、まっすぐ走ってもいいのですが、阿賀川(阿賀野川の福島県側は阿賀川と呼ぶみたい)に沿って少し遠回り(+8km)することにします。小野小町塚のある高郷村、そばのまちの山都町(津川で食べたそばが、山都産でした)を通って小さな峠を越えると、広々とした会津盆地に入ります。会津高田町の会津野ユースホステルまで田んぼの中を走りました。18:30到着。 夕食を食べた後、宿泊客のうち約10名がユースホステルの車で温泉に向かいました。300円でのんびり温泉につかっていい気分でした。その後ユースでは観光案内、お茶会などがありました。ソフト面で良くできているユースホステルだったと思います。 走行距離134km |
狐の嫁入り屋敷の中 | 狐の嫁入り屋敷(外観) |
津南町で食べたそば | もうすぐ福島県です。 |
会津盆地での夕暮れ | 会津野ユースホステル |
3月22日 会津高田−会津若松−喜多方−猪苗代−郡山 112km 会津高田9:15 会津若松10:00-11:15 12km 喜多方 12:40-13:40 35km 猪苗代 16:20 73km 郡山 19:10 112km 最高気温-4.8度(若松)最高気温6.0度(猪苗代)天気 晴一時雪(新潟) 参考:気象庁ホームページ ユースホステルの朝食は、パンかご飯が食べ放題の所が多いです。ここでもパンは食べ放題だったのでたらふく食べることが出来ました。自転車旅行は食料が燃料なのです。早く出発すればいいのに朝には相変わらず弱いです。 9:15に出発。天気は晴れ。朝早くはかなり冷え込んだようですが、出る頃には寒くなくなっていました。広い盆地とまわりの雪をかぶった山々を見ながら1時間ほど走ると会津若松に着きました。ます、鶴ヶ城へ。再建された天守閣の中は博物館になっています。天守閣の上は展望台があり、会津盆地が一望できます。その後酒造博物館へ。会津若松では、豊富な雪解け水と会津盆地の米を組み合わせた酒造が盛んなようです。きき酒もありますが、サイクリストはのんではいけない!1時間ほど会津若松早まわり観光をした後喜多方に向かいました。 |
会津若松市 | 鶴ヶ城 |
蔵の町喜多方。約1年前に坂町(新潟)−米沢−喜多方と走ったことがありますが、走った跡がとぎれているので今回つなげるために走ってきました。さあラーメンを食べよう。1年前にも喜多方でラーメンを食べましたが、まずくはないが特段おいしいといえるものでもありませんでした。今回は有名な店で食べることにしよう。前日ユースホステルにあったガイドブックで調べた「まこと食堂」でラーメンを食べることにしました。観光案内所があったので地図を頂きに入ります。「どちらからいらっしゃいましたか?」「きのう新潟から自転車で!」観光案内所のおばちゃんはびっくりしています。大したことしていなくても、普通の人に十分なインパクトを与えることが出来るのが自転車旅行のすばらしさの一つです。まこと食堂に行くと行列が出来ています。せっかく来たのだから並びます。20分で席に着くことができ、もう15分でラーメンにありつくことができました。とんこつ味の、大盛りチャーシュー麺は、おいしいのか、おいしい気がするだけなのか... その後459号、県道69号、県道7号、県道337号、国道49号とつないで猪苗代湖へ向かいます。会津盆地から猪苗代湖にかけて上り坂が続きます。会津若松は福島県ですが日本海側なのです。会津若松は標高218m。一方、猪苗代湖は標高514m。かなり登ります。地図では気づきにくい坂でした。一転まわりが開けると猪苗代湖畔に到着です。猪苗代湖は、日本第4位の面積です。ちなみに大きい順に琵琶湖、霞ヶ浦、サロマ湖、猪苗代湖です。湖畔サイクリングを楽しみます。会津盆地と違ってまわりに雪が残っています。少し登るだけで大きく違うものですね。水泳場や、キャンプ場がちらほらと見られます。夏は混雑するのでしょう。野口英世記念館がありましたが、16時で閉館しています。現在16:05。観光客相手の施設なら、休日くらい17時位まで開いていてほしかったな。 |
喜多方ラーメン |
ラーメン屋の行列 | 猪苗代湖畔の道 |
湖にきている鴨 | 磐梯山 |
約15kmの湖畔サイクリングを終え、中山トンネルをぬけると、楽しい楽しいはずの下り坂です。だけど、車道はわだち深く交通量が多い。自転車の通るべき白線のあたりは、光ファイバー埋設のせいで段差がある上に舗装が悪いです。急な坂なのに、時速15km程度でのろのろと下ります。磐梯温泉に入りたいところですが、日帰り入浴可能な所を調べていないのでそのまま進みます。その後の49号も自転車の通るスペースがないような悪道でした。途中より県道296号に逃げます。この道は交通量が少なくよかったです。郡山市は福島県て郡山駅まで走りました。到着19:00 走行距離111km 郡山の駅前にビッグアイという24階建高さ133mのビルがあります。電車待ちのため展望台で時間つぶしをしていました。その後普通列車で帰宅しました。 その時期にしか味わえない風景があります。雪景色のサイクリングもその一つだと思います。冬寒いときに、雪が積もった中を自転車で走るのはできません。しかし、春のはじめに、道路は乾いていても、道路の外は雪が積もっている時期があります。春の花、秋の紅葉とともに、雪景色サイクリングも時期限定です。来年も企画できればいいなと思いました。 |
磐梯熱海温泉 | 郡山市 |
郡山駅 |