9月の連休&夏休みを利用して、奄美と沖縄を走りました。 パソコン持って現地でホームページ更新してました。 |
9月17日 ++大森海岸駅(前泊) 9月18日 大森海岸+++羽田空港→(JAL1953便)→奄美空港→(JAC3833便)→喜界島空港 喜界島サイクリング 45km 9月19日 喜界島〜奄美大島名瀬−住用−宇検−大和−名瀬 100km 9月20日 奄美大島名瀬〜徳之島平土野−亀徳−伊仙−平土野−亀徳 114km 9月21日 徳之島 27km〜沖永良部島 61km 9月22日 沖永良部島 29km〜与論島 34km 9月23日 与論島〜沖縄本島本部 19km 9月24日 本部港〜伊江島30km〜本部港−20km運天港〜伊是名島18km 9月25日 伊是名島〜伊平屋島 43km 9月26日 伊平屋島〜運天港−屋我地島−古宇利島−屋我地島−名護 58km 9月27日 名護−那覇++那覇空港→羽田空港 |
9月18日 大森海岸+++羽田空港→(JAL1953便)→奄美空港→(JAC3833便)→喜界島空港 喜界島サイクリング 45km 飛行機で奄美空港まで行き、さらに喜界島まで飛行機で行きました。自転車で喜界島一周サイクリングを楽しみました。 羽田空港 8:30 奄美空港 11:00 12:28 喜界島空港12:50 民宿着 19:00 秋の連休と、夏休みを組み合わせて奄美沖縄を旅行することにしました。台風が心配でしたが、何とか東にそれてくれましたが、台風の風と波のため今後の予定が少し心配です。 連休前の金曜日なのに、羽田空港は大混雑。そのため、奄美行きは約20分の遅延。ほかの空港で接続待ちした?のか奄美から喜界島行きは約30分の遅延が出てました。羽田奄美便では、約2時間30分の長いフライトですが、秋の雲から夏の雲へ、関東の海からさんご礁の海への移り変わりを楽しめました。奄美喜界便では、離陸してから4分後「みなさまこれより着陸態勢にはいります。」喜界までの飛行時間たった9分でした。 喜界島空港で自転車を組み立ててから、近くの民宿に荷物を置いてからスタート。喜界島は人口約8300人の島ですが、思ったよりも街で、スーパーもあり、ホームセンターもあり、便利のよさそうな島だと思いました。市街地をうろうろしていると、日食の写真がよく見られました。奄美のほかの島と違って、喜界ではダイヤモンドリングなどある程度見れたようです。まず、喜界町民族資料室を見学しました。歴史や自然に関する展示があります。喜界で印をつけた蝶がから山梨県まで飛んでいった記録、城久遺跡が平安・鎌倉時代の大規模な遺跡で、全国で生産された土器が発見され、昔は非常に重要な拠点の可能性があるなどが印象的でした。 少し郊外に出ると、サトウキビ畑など南国の風景が広がります。一直線の道路もあります。鍾乳洞跡?を見たり、あまやどりしたり、海岸で高波を見てたりしながら島一周のサイクリングを楽しみました。 |
9月19日 喜界島〜奄美大島名瀬−住用−宇検−大和−名瀬 100km 早朝のフェリーで喜界島から奄美大島に渡り、奄美大島を走りました。 早朝のフェリーで喜界島から奄美大島に渡り、奄美大島を走りました。 まずホテルで荷物をあずけたあと、東海岸を58号線で一気に南下。歩道広いトンネル多くて快適でした。途中マングローブパークでマングローブを見たりしました。妙なモノレールみたいなので上に登りましたが、結局その後自転車でもあがったところの近くを通りました。行く必要なかったかも。宇検からは西海岸を走りました。車も少なく海岸沿いの快適なドライブコースなのでしょうけど、自転車にとっては坂が少し多かったです。大和町では、環境省奄美野生生物保護センター、名瀬では奄美博物館に寄り道してからホテルに戻りました。夕食は特製地鶏丼です。ラーメンではありません。 |
9月20日 奄美大島名瀬〜徳之島平土野−ムシロ瀬−亀徳−伊仙−平土野−亀徳 114km 徳之島を走りました。 早朝のフェリーで奄美大島から徳之島に渡りましたが、 徳之島の徳之島町亀徳港に到着するはずが、港の条件が悪いため反対側の天城町平土野港に着いてしまいました。亀徳側の東海岸は台風の影響で波が高いようです。さて困った。今日は亀徳のホテルに荷物を置いて、島一周のサイクリングをする予定でした。仕方がないので走り始めます。南下するにつれて、だんだん暑くなっていきます。 まず、ユイの館(天城歴史文化産業化学資料センター)を見学しようと行ったのですが、「町内で新型インフルエンザが発生したため臨時休館」手洗いうがいはしっかりしましょう。 それでも、徳之島の中学校では運動会が行われており、あちこちで盛り上がっているようでした。 尚子ロードを通ってムシロ瀬と呼ばれる海岸、金見崎ソテツトンネル、徳之島フルーツガーデン(詳しくはあとで書きます。)、徳之島町立郷土資料館などを見てから、朝到着予定だった亀徳のホテルに到着しました。これで島半周。 荷物を置いてもう半周のサイクリングに出かけます。荷物がないとずいぶんと速いです。犬田布岬で夕日と戦艦大和慰霊碑を見てから、暗くなったころに平土野に到着。やっと島一周ですが、ホテルは反対側の亀徳。峠越えでショートカットしましたが、ホテルまで走りました。さて、明日はどちらから船が出るのでしょうか?正式決定は1時間前らしいんです。車では30分くらいで反対側の港に行けるのですが、自転車では2時間くらいかかりそうです。さて、どうなることやら。 予定以上に走ったので、写真はお休みします。 |
9月21日 徳之島亀徳−徳之島平土野〜〜沖永良部島伊延−和泊−知名−田皆岬−和泊 88km 徳之島と沖永良部島を走りました。 フェリーは亀徳と平土野のどちらから出るのかと思ったら、今日も平土野からになってしまいました。今日はホテルで遅くまで寝ていられると思っていたのですが、しかたなく朝7時から約25kmのサイクリングです。本来亀徳港から出るはずなのですが、台風の影響で東海岸の波がまだ高いそうです。いつもののんびり走行と違い、1日一本のフェリーに間に合わせるため、少し早めに進んでいましたが、後ろからロードレーサーの親子連れが追い越していきました。小さいたぶん小学生の女の子なのに、特に下り坂速い速い。今日一日で島一周するそうですが、そのペースだったら2周くらいできるかも。ロードレーサーとクロスバイクはずいぶんと違う乗り物かもしれません。でも、こちらはそこそこ荷物も詰めます。上り坂ではこっちの方が速そうでしたけど。 9時30分出航の鹿児島発奄美各島経由のフェリー(昨日も同様)で、沖永良部島に向かいました。南に行くにつれてだんだんと日差しが強烈になってきます。9月下旬なのにまだ暑いです。沖永良部島には11時30分ごろ到着したのですが、また和泊港でなく伊延港になってしまいました。徳之島と違い代替港は3km程度の距離なので助かります。峠を越えて民宿予約してる和泊まで走りました。和泊港で、観光パンフレットを頂きました。本来着くはずの和泊港は伊延とちがい立派なターミナルビルのある港です。民宿に荷物を置いて再び走るのは昨日までと同様です。 東海岸を南下、喜界島や、奄美大島、徳之島と違い、坂が少なく走りやすいです。サトウキビ畑が広がる風景は昨日までの島と同様ですが、南に行くにつれて、海の色がエメラルドグリーンになっています。昇竜洞という鍾乳洞を見学しました。サンゴなどが作った炭酸カルシウムがかたまり、奇岩を作り出しています。中はひんやりとしていましたが、自転車と違い歩くのは疲れます。その後田皆岬に行きましたが、ものすごい断崖絶壁の岬です。さくなどありません。崖の近くで突風でも吹いたら大変なことになりそうです。 和泊まで戻り、夕食は居酒屋でむじ?、へちま、豚足などでした。 しかし、連休中なのにこの民宿宿泊客1人。詳しくはあとから書きます。 |
9月22日 沖永良部島和泊−フーチャ−沖永良部空港−和泊−伊延港(29km)〜与論島(34km) 沖永良部島と与論島を走りました。 とても眠いので、簡単に書きます。 今日は沖永良部島(「おきえらぶ」でなくて「おきのえらぶ」なのですね。変換できないと思ったら...)の北半分と、与論島です。 午前中は沖永良部島の、日本一のガジュマルの木(この木なんの木、気になる木と同じ種類 小学校の中に植えられてます。)、フーチャ、沖永良部空港を見物して、伊延港(今日も港変更)から与論島与論港に渡りました。船から下りるときに「自転車で旅行されているんですか」と話しかけられました。その方、バイクの2人乗りで旅行されてるそうですが、奄美大島、徳之島、沖永良部、与論島間のフェリー乗り場でずっと見かけてましたし、島のあちらこちらで目撃もしていました。フェリーが一日1本だと、同じようなスケジュールで旅行されてる方もいるようです。「それぞれの島、一周されてますよね」よく見られてます。 与論島は奄美諸島の最南端です。鹿児島県ですが、沖縄本島はすぐそこに見えています。ここから鹿児島市内まではフェリーで19時間かかります。一方、沖縄本部港までは2時間ほどです。荷物を置いた後、赤崎海岸、与論民俗村、赤崎鍾乳洞などを見学して民宿に戻りました。白い砂浜、エメラルドグリーンの海がとっても美しいです。 明日は与論島残りと、沖縄本島です。 ごく簡単にしようかと思いましたが、結局作るのに30分もかかってしまいました。おやすみなさいませ。 その他書く予定 フェリーについて、中学生丸刈りについて、民俗村について、野菜について、米作とサトウキビについて、鍾乳洞の写真、船の別れと携帯電話について、宅急便とゆうパックの料金について、インフルエンザ対策マスクについて |
9月23日 与論島〜沖縄本島本部 与論島を再び走った後、フェリーで沖縄本島に渡りました。 与論島で昨日見る時間がなかった与論島のユンヌ楽園とサザンクロスセンターを見学しました。与論島はあまり大きくない島なので、レンタサイクルで観光している方もいらっしゃいます。ユンヌ楽園は民俗ものの展示や、植物の展示がありましたが、受付の人いないのはどーいうこと? サザンクロスセンターは、丘の上に立つ博物館です。特産物の展示、民俗文化の展示、昆虫植物の展示、特にいろんな写真の展示が充実してました。5階は島が一望できる展望台です。 その後フェリーで与論島から沖縄本島本部にわたりました。最近毎日使っているフェリーは、鹿児島発奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島、沖縄本部港を経由して那覇港まで向かっている1日1本のフェリーです。人を運ぶだけでなく、各島で必要な物資を運ぶとても重要な役割を果たしていると思いました。 本部港についた後、美ら海水族館を見学しました。ウミガメ、ジンベエザメ、マンタなどがゆうゆうと泳いでいました。サンゴが生きた状態で水槽にいるのもほかの水族館ではあまり見かけません。今の期間は夕方4時以降の入館は3割引で、夜8時まで営業してます(入館は7時まで)。夜遅くは人がすいてて快適です。 夕食はたこライスにしました。ご飯とひき肉とチーズとキャベツのコラボレーションがとってもおいしいです。たこが入っているわけでなく、タコスの中身が入ってます。 |
9月24日 本部港〜伊江島(30km)〜本部港−(20km)運天港〜伊是名島(18km) 伊江島、伊是名島を走りました。 民宿の朝食はボリュームたっぷりでした。港まで自転車で走り、9時のフェリーで本部港から伊江島に渡りました。フェリーぐすくは小さいフェリー(616トン)にもかかわらず、売店もあります。本部港と伊江島の間を1日4往復しています。所要時間30分で、長くもなく短くもない航路です。伊江島は周囲22km、人口約4800人の島です。島は戦争末期に激戦地であった歴史があるそうです。観光案内所で観光ガイドマップとサイクリングマップを頂いて走り始めます。今回も時計回りで進みます。あーにーばいる記念碑、ニャティ洞を見て、補助飛行場(跡?)の滑走路を快適にではなくて、壊れかけの舗装と向かい風に悩まされながら走り、湧出展望台(がけの下では湧き水が出てるそうですけど、行く暇はなし。)を見物し、花の咲いていない季節はさびしいリリーフィールドを見て、さんご礁の海の色がとても美しかった城山に登り、ヌチドゥタカラの家で反戦の歴史について学び、青少年旅行村の中にあるので入場料100円が必要な伊江ビーチで写真を撮影して、郷土資料館をさらりと見て(こちらも戦争の歴史、占領の歴史がいろいろと展示されています。)13時のフェリーで本部港へ戻りました。滞在3時間30分、走行距離30km、とても忙しく見てまわってます。もっとゆったりとした計画をたてるべきでした。 ふぇりーぐすくの売店で買ったおにぎり(ゆで卵付き)とパン(卵とウインナー入り)あわせて350円を食べてると本部港(沖縄本島)に13時30分到着です。 今度は伊是名島に行きたいのですが、伊是名行きのフェリーが出るのは運天港。出港時刻は15時30分、本部港から20kmの場所にあります。少し飛ばして走りたいのに、こんなときに限って向かい風が強く、少し大変です。運天港には80分程度で到着しました。伊是名へのフェリーは1日2本、所要時間1時間です。こちらのフェリーニューいぜなは総トン数654トンのフェリーです。売店はありませんが、1時間ほどのフェリーとしては珍しく横になれる席がありますが、すでに毛布かぶって寝てる人でいっぱい。座席に座ります。しばらくするとゆれるゆれる。甲板は潮をかぶってぬれています。どうりでじゅうたん席が必要なのかな。 伊是名島は運天港より27.8kmに位置し、周囲16.7kmのハブのいない島です(港に書いてあった)。人口約1600人ですが、単独で伊是名村となっています。毎年トライアスロンの大会を行ってます。まず宿に荷物を置いて、島をひとまわりしてみます。岩山が特徴的な尚真王代(15世紀)の伊是名城跡、12世紀位に作られ石が敷かれているサムレー道、沖永良部に日本一の大きいのがあった「この木何の木気になる木」と同じ種類のガジュマルの木(森の中にあるので写真に撮影しずらいです)、真っ白なマッテラの浜、陸ギタラ・海ギタラが見えるギタラ展望台、沖縄の伝統的な家の銘苅家住宅、キャンプ場もある伊是名ビーチ、那覇空港からチャーター機が飛んでくる場外離発着場(空港とどう違うんだろう...)、巨大な?(何か不明、ジブリの映画に出てきそう?ガイドマップに書いてない。暗くなったのでまた明日行ってみよう)などをみながら島一周のサイクリングを楽しみました。島一周約18kmでした。トライアスロンの大会を行っている島だけあって、とても走りやすい島です。トライアスロンの人は3周した上で、20kmランニングするそうです。すごいなぁ。 明日は、willcom圏外・ネット接続のできない宿なので、たぶん更新はお休みします。 |
9月25日 伊是名島〜伊平屋島 43km 伊是名島残りと伊平屋島を走りました。 今日も少し北東風が強いですが、とってもいい天気です。では今日もサイクリング始めます。伊是名出身の琉球王国の尚円王の生誕580年を記念して作った尚円王御庭公園と生誕地のみほそ所をみました。広大なきれいな公園ですが、島の人口のわりに税金で作った箱物・公園などが多いなと感じるのは私だけでしょうか。続いて伊是名山森林公園の美織所に行ってみました。とっても眺めのいいところです。今日もさんご礁が美しいです。この旅行、夕立以外の雨にはあってなく、天気がいいので助かります。波浪のため入港地変更は除いて。 ふれあい民俗館が開く時刻になったので行って見ます。観光ガイド等には9時からと書いていますが、9時半からに変更されていますので行く人は注意しましょう。島の紹介ビデオを見ながら、時間がないので展示物も見て回ります。(展示内容あとで書く予定) 沖縄ではあまりみない田んぼの横を走って島の北側へ。昨日よくわからなかった謎の施設に向かいます。謎の施設の正体はシーサー型展望台でした。ジブリの映画に出てきそうな雰囲気しています。 急いで内花港に向かいます。約束の時間10時30分、渡船の予約した時刻です。伊是名島と伊平屋島は約5kmと近くにありますが、公共交通機関のフェリーは伊是名−沖縄の本部港 伊平屋−沖縄の本部港と結んでおり、伊是名伊平屋間の公共交通機関はありません。そこで貸切?の渡船があります。宿にもう1人伊平屋に渡る人がいましたので、時間調整して、渡船の予約をしておきました。伊是名内花港から、野甫(のぼ)島野甫港の間を小さな渡船は約10分で結んでいます。料金は2人乗車で、1人3500円でした。1人だけだともっと高くなるようです。自転車は輪行しなくてもOKです。 小さな野甫島を一回りしてから、橋を渡り伊平屋島に上陸します。伊平屋村は、人口約1900人、周囲約35kmの村です。1時間ほど走って民宿に着きました。この民宿新館と休館があり、新館は高校の修学旅行で満室とのこと。修学旅行で沖縄っていいなぁ。私の高校の修学旅行なんて、修学旅行という名のスキー合宿で、運動苦手な者にとって、苦痛でしかない修学旅行だったのになぁ。新館だとネット接続あるのに。古そうな民宿ですが、1泊2食5000円で民宿としては安い方です。民宿のおばさんとても無愛想です。部屋に鍵があるのはよいんだけど、鍵こわれかけてるし。 荷物を置いて昼食探し。店もほとんどなく、食べるところあるの?港に食堂を発見。港の食堂はメニュー3点。日替わり、もずくそば、カレーのみ。もずくそばにしました。もずくは、伊平屋村の特産品です。港で観光ガイドを入手しましたが、地図が小さい、見にくい、距離が書いてない、市街地詳細図がなく街部分がわからない。伊平屋村歴史民俗資料館が案内は書いてるのに、地図に書いてなくどこにあるか不明。この旅行では多くの島の観光協会が作った地図を見ながら旅行していますが、一番出来が悪いです。観光客の利便性を考えて作ってるの? と思ったら、歴史民俗資料館は港の前にありました。だったらそのように地図に書いてよ! 島一周サイクリングの前に島の概要を把握しておこうと歴史民俗資料館に行ってみましたが、張り紙「お昼休憩のため一時休館しております。15:00開館となりますのでご了承下さい。」入り口は鍵がかかっています。現在時刻14時10分。明日は朝9時の船で島を出るのでしかたなく港で50分間待つことにしました。これまで何十という博物館に行ったと思いますが、昼休み休憩で入れなかったって初めてです。せめて昼休みをとるなら、看板、観光ガイドなどに記載するべきでしょう。本当にこの島観光客を歓迎してるの?と疑いたくなります。 15時になって民俗資料館が開いたので入ってみます。中は他島の民俗資料館と同様島の紹介ビデオの上映、民具漁具などの展示、文化財の展示、島の歴史などがありました。街の文化は伊是名と似てるようで、祭りなどかなり類似しているように思いました。奄美の島の博物館では行った博物館すべて写真撮影可だったのに、沖縄に来ると写真撮影不可の博物館が多く、せっかく行ってもよく覚えていないことが多く残念です。この資料館は写真撮影申請書に住所氏名職業連絡先撮影目的を記載し印鑑を押せば撮影が許可されるようですが、観光客は印鑑なんて持ってないぞ! 16時になって一周サイクリング開始です。本当は15時頃開始予定だったのになぁ。まず東海岸を南下、西海岸を北上する予定が、気がついたら野甫大橋の近く、あれ。右に曲がる道を見落としたようです。戻りますが分岐に道路標識等が見あたりません。やはりこの島観光客に不親切です。 西海岸を北上します。坂はほとんどなく、車もとても少なく(20分に1台程度)広い道がずっと続いています。広い歩道もあり自転車で走りやすいのはいいけど、なんだか税金の無駄遣いの道に感じます。ここの歩道だれが通るためにあるの? あまりにも車が少ないので、ヤギの群れが道路上を散歩しています。そのご少し歩道を走っていたら... 交通事故?クモの巣と激突してしまいました。クモの巣だけでなく、クモまでハンドルに引っかかっています。しばらくの間クモさんに自転車旅行のお供をしていただくことにします。 しばらく走ると「←ヤヘーの岩」「↑無蔵水」の看板。ただ、↑の看板は、矢印の先はすぐ先の海岸を示しているのか、道をまっすぐ進んでいった先にあるのか不明。地図をみて無蔵水は先にあると判断しましたが、標識あってもわかりずらい伊平屋島です。 この付近はずっと海岸が続いています。あまり人も来ないようで、海岸にはサンゴも多くころがってました。しばらく走り数少ないしまの観光名所無蔵水(んぞみじ)の標識発見。無蔵水は、岩の中腹から海の中の岩から真水のわき水がでてくるところです。しかし、大きな岩はいっぱいあります。どれ?観光ガイドには「海岸道路を走ると高さ6メートルほどの円柱のような岩が見えてきます。」と書いていますが、どれが円柱?6m?よくわかりません。別の岩に上ってみたりしながらやっと無蔵水はありました。しかしこの水飲めるの?少しなめてみましたが、あまりおいしそうではないです。水質調査やってみて飲んでいいのかどうか表示したほうがいいのでは?無蔵水がどの岩にあるのかの現地看板もほしいです。 しばらく走って島の北東端久葉山の入り口に「県天然記念物 田名のクバ山」について書いてある石を彫った看板がありましたが、岩の色のせいか彫ってある文字がよく読めません。頂上にある灯台のところまで走ってみました。観光ガイドには360度の景観が広がると書いてますが、木や草が邪魔で見えません。どこが展望がいいのかこれまた不明です。詳細地図もなく適当に行ってたら遭難しそうです。この付近でさきほどはんどるに引っかかったクモを木の枝に置いておきました。 それからくまや洞窟に行ってみますが、ここは階段が砂で埋もれてます。どうにか上って洞窟は見に行きました。 最後に伊平屋のシンボル、樹齢約300年の念頭平松を見て民宿に戻りました。 民宿に戻ったら、預けた部屋の鍵を誰がもっているかわからず探し回っているし、食事には髪の毛が入っているし、もう少し気持ちよく観光できるようにしてほしいなと思いました。 なんだか苦情だらけになってしまいましたが、この島は観光客があまり来ないので、自然が残っています。外周道路に坂がほとんどないです。車が少なく道は広いです。サイクリングに適している島だと思います。 |
9月26日 伊平屋島〜運天港−屋我地島−古宇利島−屋我地島−名護 58km 屋我地島・古宇利島・沖縄本島を走りました。 9時の船で伊平屋島を離れて沖縄本島の運天港へ向かいます。今日も最高気温の予想32度で、関東の真夏並みの気温です。約100分の船の旅を経て沖縄本島の運天港に着きました。今日はスケジュールに余裕があるのでとってものんびり進みます。民宿の朝ごはんが少なかったので(修学旅行生がいるとあまり作れないのだろうなぁ)走ってないのにおなかがすいてます。昼ご飯(まだ11時)はソーキそば大盛りにしてみました。やはりソーキそばとたこライスがお気に入りの沖縄B級グルメです。そのまま名護のホテルに行ってもよかったのですが、沖縄本島と橋でつながっている屋我地島と古宇利島を走りました。橋からの海がとっても美しいです。歩道(自転車通行可の標識あり)をのんびり進みます。古宇利島では黒糖プリンを食べてみました。サトウキビを店でしぼって作った黒糖だそうです。再び橋を渡り沖縄本島に戻り名護まで走りました。名護では名護博物館を見てました。(後で詳細を書くこと>自分用メモ)。 |
9月27日 名護−那覇++那覇空港 約80km 名護から那覇まで走りました。 名護那覇間は一回走ったことがあるのでもういいとも思うのですが、沖縄には電車がないのでしかたなく走ることにします。朝7時からホテルのバイキングでたらふく朝食を食べた後名護をスタート。片側2車線の国道58号線は坂も少なくとても快適に走れます。日曜日だけあって自転車で走っている人もよく見かけます。約22km走って、まず寄り道したのが万座毛という恩納村にある景勝地。10日間さんざん景勝地は見てきたのであきがちなのですが、とりあえず行ってみます。おみやげ屋さんいっぱい、観光バスいっぱいの場所でした。崖の上はとても景色がいいです。ただし、崖のだいぶ手前に柵があって海側(崖側)は立ち入り禁止となっているのは、観光客が多い沖縄本島らしいと思いました。 さらに22km走って、座喜味城跡に到着しました。ここは「世界遺産 琉球王国のグスク及び関連遺産群」に登録されている9カ所中の1つです。14世紀の初頭に武将護佐丸が築いたお城の跡です。隣に読谷村歴史民族博物館があり、出土物が展示されています。 基地の町嘉手納町、北谷町をすぎて、宜野湾市のメキシコというタコス屋さんで昼食。ここはタコスとコーラしかない店です。「タコスしかありませんがよろしいですか?」そのタコスをわざわざ食べにきたのです。少しぶあつめのピザみたいな皮に、キャベツ、ひき肉、ソース。とってもおいしかったです。 ここからは浦添市、那覇市と10日ぶりの市街地部分の走行となります。片側3車線の道は、歩道は狭いし歩行者多い。車道は自転車走ってると邪魔そうです。 午後2時すぎに那覇市の沖縄県立博物館に到着しました。ここは2007年に新たに開館した博物館で、沖縄の歴史・文化・自然がまとめて展示されています。いろんな島でいろんな博物館、資料館など見たけど、ここが一番まとまっています。さすがに沖縄県立です。(自分用メモ、あとで博物館の詳細を書くこと。)2時間以上博物館を見たあと、自転車を折りたたんで、沖縄モノレールのおもろまち駅から那覇空港までモノレールに乗り、18時50分発のの飛行機で羽田に戻りました。 10日間とても楽しい奄美沖縄の島めぐりの自転車旅行ができました。それぞれの島にそれぞれ生活している人がいて、それぞれの島に歴史、文化があることを感じ取ることができました。 また、アメリカ旅行以来のパソコン持参でホームページ更新しながらの旅行でしたが、インターネット可能なホテル、民宿が多く、とても快適にネットを楽しめたのですが、家にいるのと同様で、ネットがあるがために睡眠不足がちにもなりました。旅行中にネット環境があるのは便利はいいですが、デメリットもありそうです。 また機会があれば、渡嘉敷、座間味、久米島、南北大東島など行ってみたいです。行ったことがないところがだんだん減ってきたのが悩みの種になりつつあります。 |