自己流自転車旅行の方法(海外編)  (一部制作中 ごめんなさい)
この部屋では、自転車旅行の方法について紹介します。
私は、自転車に関するサークルなどに所属していないので、誤った方法などあるかもしれません。
感想、意見などございましたらメールをいただければ幸いです

(1) 旅行前の準備
一般の海外旅行よりも綿密な計画が必要となります。
jacc  観光事務所 航空会社
(2) 自転車の運搬方法について
 自転車を段ボール箱に入れて海外に持ち出しています。自転車用の段ボール箱は自転車屋で頂くことができます。この箱に自転車を分解して入れました。緩衝材も入れておきましょう。衣類を緩衝材代わりにするのもよいでしょう。この大きな箱を無理矢理電車に載せて成田空港まで行きました。空港からのバスには乗車拒否されたこともあります。国際線の飛行機の預け荷物は1日本−アメリカ路線の場合、自転車は超過手荷物料金75ドルかかりました。しかし、荷物はが32kgまでのもの2つ預けることができるので、重いキャンプ用品も安心して持っていくことができます。
2日本−アジア ヨーロッパ路線の場合
エコノミークラスの場合大きさに関わらず20kgまでの受託手荷物が無料となっており、それを超えると高価な超過手荷物料金がかかることになっています。自転車を段ボール箱に入れると約15kgです。かさばる衣料品などを入れると20kgぎりぎりとなります。私の旅行の場合、23kg程度になることが多かったですが、超過手荷物料金は請求されませんでした。そして、機内に持ち込むリュックサックの中に重いものを色々と入れていました。
どちらの場合も、格安航空券を購入前に航空会社に問い合わせをおすすめします。
(3) 保険について
 自転車旅行には一般の旅行よりさらに保険が重要となります。交通事故にあう可能性も低くは無いでしょうし、病気になることも考えられます。自動車や原動機付き自転車の運転に起因する怪我は一般の保険では対象外となりますが、自転車の場合は一般の保険で大丈夫です。韓国で道の段差に気づかず転倒してしまったことがあります。保険会社の韓国オフィスに電話したところ単独の事故の場合でも保険が適用されるということで病院で治療していただきました。1針縫う怪我が2カ所ありましたが、6万円かかったようですが、現地でお金を払うこともなく、全て保険で適用されました。そのような素晴らしい対応をしていただいたaiuの海外旅行保険をおすすめします。
(4) 海外の空港に着いた後
税関 自転車いくらするの?いつ買ったの?レシートある?などイギリスでは聞かれました。?年前に買った古いもので、5カ国を走ったといいどうにか関税を免れました。アメリカ合衆国では、リュックサックとスポーツバッグを開けて検査させられました。台湾、韓国、シンガポールでは何も聞かれませんでした。


空港で自転車を組み立てて走り出してもいいですし、ホテルまで公共交通機関で移動して自転車を組み立てるのもよいでしょう。台湾とアメリカは空港で自転車を組み立てました。シンガポールではホテルまでタクシーに自転車を詰め込み移動しました(終バス終了後だったので)。イギリスと韓国では初日の宿まで地下鉄で移動しました。



(5)各国別自転車旅行について
  ア 台湾 
   (ア)道路事情 台北市内をのぞいて、主要道路は路側帯が広いか、交通量が少なくて走りやすいです。しかし、原チャリが非常に多いので注意しましょう。
   (イ)宿事情  予算に応じて、大飯店 飯店 大旅社 旅社が数多くあります。小さな街にも宿がある場合が多く、宿探しには困りませんでした。大旅宿で1泊2000〜3000円程度です。
   (ウ)食べ物事情 コンビニが日本以上にあり、おにぎり、お寿司などの日本食もあります。ファーストフードも多いです。また「自助餐」という自分で好きなものをとるセルフサービス方式の食堂が数多くあり、300円程度でご飯と中華料理など好きなものを食べることができます。夕食は屋台で買うこともできます。
   (エ)ことば事情 全て漢字なので、日本人にとって街の看板や食堂のメニューなども何となくわかります。またお年寄りの方は日本語が通じますし、英語が非常に上手な若者も多いです。
   (オ)その他 私が行った国では一番おすすめです。日本国内の自転車旅行と大差なく走ることができます。
   
  イ 韓国
   (ア)道路事情 日本と同程度か若干悪いです。交通量多い割には、路側帯が狭いか無いところがありました。そんなところに限ってわだちが深いのも日本同様
   (イ)宿事情 2000円程度の韓式旅館が数多くあります。宿探しに困ることは少ないでしょう。
   (ウ)食べ物事情 台湾と違って食べ物に困りました。コンビニは少ないですし、ファーストフードもあまり見かけません。それより店が何屋さんかわからないです。シクタン=食堂 ヨグアン=旅館 程度のハングルは覚えておいた方がいいです。また、店に入っても、メニューは当然ハングル語なので、ビビンバやプルコギなどのハングルも覚えておく必要があります。
   (エ)ことば事情 ハングル文字は漢字と違って、見てもわかりません。しかし、読み方くらいは覚えておいた方がいいです。一見意味不明の記号ですが、読むのは非常に簡単です。母音と子音約25個を単語帳にして覚えました。そうすると、看板を読むことができ、辞書を引くことも出来ます。韓日辞書は、韓国で購入した方が安いです。焼き肉屋で、辞書と格闘したこともあります。 また英語は日本並に通じます。(つまり使えない人が多そうってこと)
   (オ)その他 台湾と並んでもっとも近い国ですが、台湾ほど旅行に適してはいません。悪くはないけど。
  ウ シンガポール
   (ア)道路事情 半日しかいなかったのでよくわかりませんが、ゴミのない国で、比較的走りやすかったです。
   (イ)宿事情 YMCAに1泊しただけですが、先進国並に高そうです。
   (ウ)食べ物事情 ファーストフードを食べただけです。
   (エ)ことば事情 英語がよく通じます。当然。
   (オ)その他 淡路島くらいの大きさの国で、物価が安くないので、長居する国ではないと思います。
  エ マレーシア
   (ア)道路事情 高速道路は自転車通行禁止です。一般道路は交通量が多かったり少なかったりで、自転車に適しているところ、そうでないところばらばらでした。
   (イ)宿事情 宿は比較的少ないです。地球の歩き方などで宿のある都市を調べておきましょう。
   (ウ)食べ物事情 食堂が少なくはないです。マレー語はアルファベットで書き表すので、よくある食事用語は覚えておきましょう。地球の歩き方の後ろに書いてある程度で大丈夫です。中国系の食堂に行けば漢字のメニューがあるので何となくわかります。
   (エ)ことば事情 英語がよく通じます。
   (オ)その他 
  オ タイ
   (ア)道路事情 主要道路は非常によく整備されています。高速道路が無い代わりに、一般道路が高速道路のようになっていて、1車線分ほどある路肩を悠々と走ることができました。
   (イ)宿事情 街が少ないため宿も少ないです。200km近く街がない区間もありました。安宿は数百円です。
   (ウ)食べ物事情 ガソリンスタンド併設のコンビニや食堂で食べていました。幹線道路なら適度な間隔であります。
   (エ)ことば事情 タイ文字はよむことが非常に難しい文字です。また英語も通じにくいです。食べるときは指さして、ホテルなら片言英語も可能でした。
   (オ)その他 タイ式半自動トイレについて 水洗で、トイレットペーパーも置いてありますが、水は桶ですくって流します。
  カ アメリカ合衆国
   (ア)道路事情 高速道路は縦横に走っていますが、一般道路が少ないです。地図を見て高速道路を走らなくていいルートを探しましょう。
   (イ)宿事情 ユースホステルは安いですが都市部にしかありません。一方、モーテルは非常に多いです。小さな街にもあります。安いところでは20ドル代からあります。モーテルからの市内電話は無料の場合が多く、プロバイダのローミングを使えばネットワーク接続も容易にできます。
   (ウ)食べ物事情 様々なファーストフードが数多くあります。また、コンビニも多いです。
   (エ)ことば事情 英語がよく通じます。当然。
   (オ)その他 物価は比較的安いです。
     キ イギリス
   (ア)道路事情 日本並です。道はあまり広くなく、車が多いです。
   (イ)宿事情 ユースホステルに多く泊まりましたが、1泊朝食付きで4000円位します。
   (ウ)食べ物事情 とにかく物価が高いので、ユースでの朝食をたらふく食べた後は、スナック菓子やファーストフードを多用していました。
   (エ)ことば事情 当然ですが英語がよく通じます。
   (オ)その他 物価が非常に高い国です。日本の2,3割高いです。
     ク フランス ベルギー オランダ
   (ア)道路事情 非常にいいです。自転車専用の道も多くあります。
   (イ)宿事情 ユースホステルが比較的多いです。1500円程度
   (ウ)食べ物事情 マクドナルドなどのファーストフードを多用しました。
   (エ)ことば事情 英語は通じたり通じなかったりです。。
   (オ)その他 イギリスと違って、物価は日本より若干安いです。
  
 何を持っていくの?
マレー半島旅行に持っていった物リストです。現地調達を含みます。
自転車
空ペットボトル 後の赤点滅灯 方位磁石とベルのセット スピードメータ 
トゥクリップとストラップ 後ろキャリア ヘルメット
入れ物
リュックサック サイドバック*2 スポーツバッグ

リュックサックの中
・貴重品袋
パスポート(ビザなし) 保険証 免許証 定期券 航空券
お金(5万円+S$とTB1万円ずつ) 海外旅行保険契約証(AIU バラ掛け3840円)
ユース会員証 クレジットカード ←分散して持つ

財布
ノート 筆記用具 時計 電子英和和英辞書 ↓に書いてあるものの一部

サイドバッグの中
・本類
NellesMaps西マレーシア
NellesMapsタイ
地球の歩き方マレーシア
地球の歩き方タイ
マレー半島モンスーンエクスプレス
ABROAD付録のシンガポールガイド(観光協会で頂きました)
ROAD MAPS OF MALYSIA(現地購入)
THAILAND HIGHWAY MAP(現地購入)
英会話集
・工具類
鍵 南京錠 予備チューブ パンク修理セット 空気入れ*2 チェーンきり 予備ワイヤー
電池(カメラ用・ライト用) スピードメータ ライト(ヘッドライト・ハンドル用ライト)
ビニールテープ ガムテープ 油 予備ブレーキ モンキーレンチ 予備ねじ ニップル回し  
六角レンチセットとドライバーが一緒になったもの ライター ごむひも 缶切り
・雑貨
タオル 歯ブラシ 歯磨き ひげそり 日焼け止めクリーム
トイレットペーパー 蚊取り線香 ボディソープ シャンプー せいろがん 
耳栓 てぶくろ
カメラ フイルム5本 三脚 

スポーツバッグの中
・衣類
パンツ Tシャツ 短パン 靴下 長ズボン 帽子 雨具 ビニール袋(大・小)
寝袋カバー(非常用寝袋として) 手袋 リュックサックのカバー
夜光たすき サイドバッグのカバー  
 KHA01376@nifty.ne.jp かずあき